さすらいおじさんさんの旅行記
テーマ:歴史・文化・芸術
旅行記タイトル:欧州バックパッカーの旅【7】 1971年のデンマーク・コペンハーゲン城
旅行期間:1971/07/26〜1971/09/20

旅行記の内容:2日続きの夜行列車でさすがに疲れて、コペンハーゲンのユースホステルにチェックインすると久しぶりのベッドですぐに眠ってしまった。
2?3時間眠った頃に、静かなギターと歌声に目覚める。
見るとアメリカの黒人青年がギター片手に低く太い声で黒人霊歌を歌い、彼の周りに5-6人の若者が集まり、車座になって静かに聴いていた。
私も車座に入れてもらい心に沁みる歌声にしばらく聴き惚れた。
生の黒人霊歌はいいなあと感じながら、この青年は人種差別撤廃を訴えているのだろうか、とふと思った。
ユースホステルを出て市内観光。
まずチボリ公園を回り、ベンチに座って地図で行き先を確認する。
最初に行ったのが海辺の「人魚像」。
デンマークが誇る作家、アンデルセン(1805-1875年)の「人魚姫」をモデルにしている。
実際のモデルはバレエ「人魚姫」のプリマドンナだそうで、1913年に彫刻家エドワード・エッセンが制作した80センチの小さな像。
なぜこの像がデンマークの象徴と言われるほど有名になったのかは解らないが、この像は心無い者から何度も被害を受けている。
1964年と1998年には首が切り落とされ、1984年には腕がもぎ落とされ、2003年9月11日、米国テロの追悼をする日には爆破されている。
ニュースになることを狙って悪事を働く不届き者の仕業だろうか、悲しい話である。
日本では「世界3大がっかりの一つ」と言う人もいるが、私は「人魚像」を見て、デンマークにやって来たという実感があり、嬉しかった。
翌日はヘルシンオアまで出かけ、シェークスピア(1564?1616年)の「ハムレット」(1602年初演)の舞台となった、クロンボー城を見学。
15世紀にエリーク7世が建造、1585年フレデリク2世が再建、1629年には火災にあいクリスチャン4世が修復という変遷の歴史を持つデンマーク・ルネッサンス様式。
「ハムレット」は北欧伝説がモデルだそうでフレデリック2世が再建したときの城をモデルにしたのだろう。
時計塔の上をカラスが3羽声を発しながら屋根をかすめて飛び、幽霊が出るハムレットのシーンを連想させる気味の悪い光景だった。
クロンボー城の衛兵、メールさんは好日家かつ、気さくな人で、私が写真を撮っていると声をかけてくれて、1970年9月27日には昭和天皇が来られたと説明してくれたうえに、クロンボー城と自分の衛兵の姿の絵を描いてくれ、「ハムレット」とメールさんの名前もサインし「良い旅を!」と送ってくれた。
メールさんという親切な人に出会ったことはデンマークの心暖まる思い出になった。
(写真は「人魚像」)
写真:2日続きの夜行列車でさすがに疲れて、コペンハーゲンのユースホステルにチェックインすると久しぶりのベッドですぐに眠ってしまった。
2?3時間眠った頃に、静かなギターと歌声に目覚める。
見るとアメリカの黒人青年がギター片手に低く太い声で黒人霊歌を歌い、彼の周りに5-6人の若者が集まり、車座になって静かに聴いていた。
私も車座に入れてもらい心に沁みる歌声にしばらく聴き惚れた。
生の黒人霊歌はいいなあと感じながら、この青年は人種差別撤廃を訴えているのだろうか、とふと思った。
ユースホステルを出て市内観光。
まずチボリ公園を回り、ベンチに座って地図で行き先を確認する。
最初に行ったのが海辺の「人魚像」。
デンマークが誇る作家、アンデルセン(1805-1875年)の「人魚姫」をモデルにしている。
実際のモデルはバレエ「人魚姫」のプリマドンナだそうで、1913年に彫刻家エドワード・エッセンが制作した80センチの小さな像。
なぜこの像がデンマークの象徴と言われるほど有名になったのかは解らないが、この像は心無い者から何度も被害を受けている。
1964年と1998年には首が切り落とされ、1984年には腕がもぎ落とされ、2003年9月11日、米国テロの追悼をする日には爆破されている。
ニュースになることを狙って悪事を働く不届き者の仕業だろうか、悲しい話である。
日本では「世界3大がっかりの一つ」と言う人もいるが、私は「人魚像」を見て、デンマークにやって来たという実感があり、嬉しかった。
翌日はヘルシンオアまで出かけ、シェークスピア(1564?1616年)の「ハムレット」(1602年初演)の舞台となった、クロンボー城を見学。
15世紀にエリーク7世が建造、1585年フレデリク2世が再建、1629年には火災にあいクリスチャン4世が修復という変遷の歴史を持つデンマーク・ルネッサンス様式。
「ハムレット」は北欧伝説がモデルだそうでフレデリック2世が再建したときの城をモデルにしたのだろう。
時計塔の上をカラスが3羽声を発しながら屋根をかすめて飛び、幽霊が出るハムレットのシーンを連想させる気味の悪い光景だった。
クロンボー城の衛兵、メールさんは好日家かつ、気さくな人で、私が写真を撮っていると声をかけてくれて、1970年9月27日には昭和天皇が来られたと説明してくれたうえに、クロンボー城と自分の衛兵の姿の絵を描いてくれ、「ハムレット」とメールさんの名前もサインし「良い旅を!」と送ってくれた。
メールさんという親切な人に出会ったことはデンマークの心暖まる思い出になった。
(写真は「人魚像」)
シェークスピア(1564?1616年)の「ハムレット」(1602年初演)の舞台となった、クロンボー城の遠景。

シェークスピア(1564?1616年)の「ハムレット」(1602年初演)の舞台となった、クロンボー城。

シェークスピア(1564?1616年)の「ハムレット」(1602年初演)の舞台となった、クロンボー城の大砲。

チボリ公園。

チボリ公園。

チボリ公園。

チボリ公園。

「人魚像」。
デンマークが誇る作家、アンデルセン(1805-1875年)の「人魚姫」をモデルにしている。
実際のモデルはバレエ「人魚姫」のプリマドンナだそうで、1913年に彫刻家エドワード・エッセンが制作した80センチの小さな像。

クロンボー城の衛兵、メールさんが日の丸に描いてくれたクロンボー城(中央)と自分の衛兵の姿(右端の帽子姿)の絵。
「ハムレット」(中央下)とメールさんの名前(自分の姿の下)もサインし「良い旅を!」と送ってくれた。

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